経済的で無駄のない家づくり 〜過剰な広告宣伝〜

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家づくりをお考えの消費者の皆さんが、比較的お求めやすい金額、場合によりフリーペーパーとして駅などで無料で手にすることができる住宅関連雑誌ですが、これらの雑誌への掲載費用が高額な事をご存知でしょうか?地域版で年間300万以上で、全国版ならその倍以上の費用が必要となりますので、こういう雑誌への掲載というのは、意外と手間もコストもかかるものでして、それを手にする消費者の皆さんがお求めやすい金額(時に無料)であるという事は、結局は掲載しているお店が負担している事になる理屈であるので、この発想は、駅や街などにあるフリーペーパーと同じであります。

 

もちろん、それは記事ではなく広告費用となるので高額で、表紙や本の裏表紙などに掲載することになるとさらに高額な費用が必要となります。

  
雑誌を読む.jpgこれに関して出資して掲載する側、例えば工務店や住宅会社などは、反響があってもなくても、契約ができようができまいが、これらの費用は必要なものとなります。仮にあなたが経営者のお立場なら、確実に反響が来るとも言えない、しかも契約できるとも言えないこれらの広告に関して、都度100万以上の出資をする勇気がありますか?

 

しかもそれが、新聞広告であれば、たった1日で、夕刊または朝刊だけであるなら半日で誰もが目にするのは一瞬ですが、これって、掲載する会社の経営者とすれば、大きなリスクを抱える事になり、経営者の立場なら誰でも心配になるかと思いますが、特に最近では、若い世代が活字離れや新聞などを読んでいないにもかかわらず・・・です。

 
仮ですが、雑誌の反響でもひと家族が、10社に資料請求して3組と商談を進め、もちろん1社と契約になった場合では、その商談されたお客さまの集客のためだけに重複しているので10社×100万、つまり1000万が投資されていることになります。もちろん反響が0件の時もあるのですが、契約となった場合は、その1社の100万は効果があったと理解するでしょうけど純利益からこの100万分が経費として減ることになる理屈です。

  

雑誌を読む2.jpgしかしながら、他の9社=900万は効果なしとなりますので、もちろんそうならないために少しでも反響があるように掲載される写真もお金をかけたりします。つまり掲載される写真についても、プロに頼んでいるか否かなど費用をどれだけかけているかいないかで、それらに差が生まれ、商談できる確率まで影響されていきます。


しかしながら、これらって住宅展示場でモデルハウスを建てる大手の上場会社の販促活動ではなく、中小(零細含む)の工務店であっても・・・なのですが、どれだけの価格力と施工力、いい職人がいる会社であっても、この資本の耐力比べに加え、写真がプロでない事や商談力やプラン力だけが少し足りない会社は、この時点で選ばれない会社=没になったりしているのも現状でありますが、今の家づくりとして、本当にこれでいいのでしょうか?これが消費者として理想の家づくりであると言えるのでしょうか?

 

商談が上手だからと言って必ずしも良い家づくり≠ェできるとも限りません。ハウスメーカーが良い例です。よくトラブルになっています。また、プランが良いからと言って、建築コストが適正であるとも言えません。建築家が良い例です。


なのに、それらの全ての判断=ジャッジをするのが、はじめて家づくりを経験する素人である建て主ですが、このままでは、いつまでたっても、消費者が理想とする無駄のない経済的な家づくりのカタチができないような気がしております。

 

大手ハウスメーカーなどは、テレビコマーシャルなどでは著名な有名人が出る広告であり、あまり家とは関係ない、インパクトだけで勝負されたりしていますが、結局は、これらの費用について消費者はあまり深く考えることはないようですが、やはり無駄をなくすという意味では、広告も無駄なくで、仮にするとしても、最低限の費用で効率よくを考えたいものです。

 

 

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