経済的で無駄のない家づくり 〜ハートと理屈2

 

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心と理屈編 Part2

 

「もっと創り手が意識すれば、経済的な家づくりってできますよね。。。」とよく家づくり談話をする設計事務所の所長さんとお話をすることがありますが、色々とオハナシをしているとこれから先、年金もらえるのかな?とか、これからの時代は、住宅&不動産業界や消費者側の家族の事など含め、自分に置き換えて考えると先行き不安な事ばかりになりますが、やはり、現在の住まいづくりの環境は、消費者にとって衣や食に比べると決して恵まれているとは言えないし、そもそも価格が高すぎるし、それなのに過剰提案をしている傾向があるということによく辿り着きます。

 

どなた様もそんな床面積が必要だろうか?何でもかんでも最初から全てを造り込みすぎていないだろうか?などを考えますが、もちろん売る側にすれば、少しでも売り上げも粗利も多い方が良い事はわかるのですが・・・。

 

でも、その金額も長い住宅ローンも金利まで含めると1.5倍以上に膨らむことになったりしますが、生活用品などを買う際には、分割などの金利が馬鹿らしいと思うのになぜか高額の住宅ローンになった途端に家賃代わりと麻痺をする方が多い。


計画する家と言えば、言われるまま、推奨されるままに小さい部屋を沢山作ろうとして、そのために多くの壁をつくり、その壁の両面仕上げをしたり戸を付けるという発想をやめて、カーテンや家具で間仕切れないかとか、間仕切り壁も無料ではないので収納などは扉をつけないで開口だけという発想でもいいのでは?とよく思います。

 

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極端にいえば、ベースの箱をつくって、あとはどうぞ好きなように・・・という家づくりがあってもよいと思ってます。もちろん先々にやっぱり必要かな?と気の向いた時にすればよいのであって、その時にはじめて壁でも扉でも完成させる。それが5年後10年後でもよろしいのではないでしょうか?


わが家の工期10年。そんな発想でもいいのでは?
それこそ家づくりのプロと長くお付き合いすればよろしいのです。


そんな素敵な家づくりをなぜか目先の売り上げを追及するプロは提案しないものですが、これまでの家づくりをされたお客さまも、そんな発想の方がおられました。

 

『とりあえず、しっかりした器(箱)をつくりましょう。あとは、それから考えればいい』

『どうせブランドメーカーで建てても、どれだけいい仕様で仕上げても、不動産評価は、築何年の一括りなので、それであれば経済的に良い家づくりをする事がベスト』

 

・・・いかがですか?

 

このような考えは、とても素敵と思いますが、ここからは具体的な事例を写真で見ていきましょう。例えば、壁は壁じゃなくてもいいわけです。これなら壁は、仕上げなくてもいいわけです。


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棚は 扉なんてつけなくてもいいのです。

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建具も素地でいいのです。
先々手垢で汚れたら、その時に塗装すればいいのです。


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照明器具も球が交換簡単なものでいいのです

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構造や設備についても、できるだけ経済的なものから考えていくことで相当安くなり、しかも月日を重ねて味のあるいい家できます。

 

先々のライフプランを考えるとこれからの家づくりは、年金生活にはいるまでにローンを終える。まずはこれ理想です。そのためには、できるだけ借りないほうがいい、これも理想ですが、それができれば苦労はしないので、ほとんどの方が住宅ローンとして借金することになりますが、これらの事を考えるとできるだけ借りないほうがいい!ということは、即ち経済的な家づくりをしっかりと考え、時間をかけて次第に創りこんでいくそんな発想の家がいいのでは?


皆さんも住宅業界が創りあげてきたこれまでの家づくりの固定概念を一度外してみてはいかがでしょうか?いい発想をあつめて、楽しくできる家づくりを常に考えております。

 

 

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