三者三様、十人十色なのになぜ企画化される?

 

住宅展示場4.jpgそれなりの会社の組織が取り組む家づくりは、得てして営業・設計・工事・その他が縦割りの仕事になっているので、そのような取り組みで家づくりをしている会社ほどヨコのつながりをできるだけ簡略化しやすいように〇〇シリーズとして住宅そのものを企画化して販売するような仕組みにされています。これがいわゆる企画住宅であり、それを販売するためのツールやモデルハウスがあるケースが多いです。

 

企画化することで設備や性能、建材も絞られ、色決め程度で打合せの回数も減らす事ができるので単純化=効率化できるというわけですが、不思議な事に営業トークでは、3者3様とか十人十色とか言ってるわりに彼らが提案する家づくりは、だれかれひと括りの企画化された家づくりとなっていますから如何に心がない言葉であるかがわかるかと思います。

 

その企画住宅で採用する設備や建材メーカーなどにも、絞り込んで交渉するので大量発注ができるという仕組みになっていますが、チラシなどで大量購入という意味は、この部分にあたりますが、在庫を持って倉庫にあるわけではなく、建てる会社が企画化することにより大量に発注するので仕入れ価格が安くなるというだけで、効率よく家づくりをする会社の利益額が伸びているだけであり、その分消費者が還元されているわけではありませんこれら全ては、供給するプロ側のコストダウンとなっているだけです。

 

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というのは、このホームページやブログでも何度もお伝えしていますように住宅展示場の維持費や大スポンサーになっている新聞・テレビなどの宣伝広告費、〇〇シリーズなどのツールなどの製作費、営業マンに対しての高い報酬、本社機能の事務諸経費や維持管理費など、中小の工務店や家づくり会社に比べると膨大な経費を必要とする家づくりになっていますのでこれらの事情からも、そのような家の売り方をしている限り住宅価格が安くなるはずがないのです。つまり、車のように大量生産はできないので、大量に発注・購入してもその利益は建てる会社が受けるだけの仕組みであり、その利益以上の営業経費が必要な家づくりをしているという理屈ですが、なぜ海外のように、1棟建てる現場をしっかり見てもらう、実際に竣工した住宅が売れるまでモデルハウスとして使わないのか、展示場に建つモデルハウスも何年かしたら古いシリーズだからと潰してまた新しく建てたりする究極の無駄遣いをしていますが、海外の仕組みの方がどれだけエコで経済的であるかと言えます。

 

しかもチラシやホームページ、最近は雑誌などでは、標準価格や建物本体価格として、坪●●万円と書かれていますが、それだけでは建たないのも現状で追加やオプション、別途が加算されていく仕組みとなっていますが、これらのことからも、簡略化や効率化しながらも、莫大な経費がかかる家づくりの仕組みをしている以上、その膨大な経費がかからない経済的な家づくりさえ意識すれば、中小の工務店の方が経済的で身の丈にあった家づくりができる理屈はご理解できるかと思いますが、フランチャイズやわけのわからないコンサルなどは、中小の工務店にコストのかかる大手の販売手法を真似ることを進めているからややこしいのであります。

 

だから、消費者の立場とすれば、まず標準仕様でどこまでの内容(仕様と性能)で、それが総額いくらになるのかをよく理解して他の会社と比較してしっかり吟味することであります。もちろんその場合、間取りや工法も断熱材や性能なども総合的にわが家にとって過剰ではないかという事を含めてであり、供給する会社が提案する企画住宅が標準≠ナあっても、あなたが希望する事がその標準≠ナはないケースも多いもので、そのそもそもの標準≠ェある意味、究極にムダかもしれません。

 

それがまさしく住人十色と言えます。

 

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