実例081 桜が見える京田辺に建つKMさんの家から学ぶ家づくり

【家づくりの経緯から学ぶ】

081-01.jpg桜の咲く時期、場所は、京都でも奈良よりのJRで京田辺市。JRの終着駅なので名前は知ってましたが、当初は、はじめて降りる駅でした。
 

事務所への場所も近くで、ゆっくりできるのであれば、本来お越しいただいて、オハナシもできるのですが、建替え希望という事もあり、それなら現地を見て立地条件を見てご説明をした方がいいということでお伺いしました。リフォームでもこういうケースが多いですが、でもここまで来たら、旅好きな私にはちょっとした旅行気分も味わえるという楽しみもできます。

 

ご相談当初、今後の家づくりの進め方や建築業界のことなどの一般的なことからお話をさせていただき、KMさんご自信でホームページなどで見つけられた気になる工務店数社の見学会や商談をされました。

 

とある工務店などは、『 40坪で3000万は超えます 』 という回答されるなど、ご自分で家づくりを進められた際、それら数社との家づくりの経緯やプランに関する不満、商談の対応や価格への疑問、見積もり内容のおかしさなどから、そのまま進めることに疑問を抱かれたので現在の状況報告とご相談がありました。

 

こういった場合の家づくりのコツは、少しでもご自分の感性でいいので、 あれ? ん? と感じた情報はまず抹消していくことです。無理に納得する必要はないといえます。くれぐれも売り込む側の都合よい手法や誘導に安易に乗っからないようにしてください。それが結果的に必ず不経済で “高くなる家づくり” の罠となります。

このKMさんも 当初そのようで、えてして、家づくりに対して、まじめなご家族ほど、混乱されるので、KMさまのように真面目なご家族が、経済的な家づくりを真っすぐな気持ちで考えておられれば、やっぱり何とかしてあげたいと感じるものです。

 

家づくりの方法は、まずは一緒に時間をかけて希望・要望を固めましょう。ご予算などからしても、できるだけ2階建てで、できるだけの事をお客さまとハウスネットであぁでもない こうでもないとプランニングいたしました。

  

ラフに近いプランづくりですが、ここまでで既に相談の段階で他社さんと進めておられたのでKMさんの場合は3ヶ月ちょっと。どちらかというとスピードのあるプラン固めです。それを設計図面化するのに 若い住宅設計者の方にもサポートしていただきました。

 

 → これが STEP2 となります。

このようにある程度のプランが固まり、次はどこの会社に依頼するか?ということで、ハウスネットの登録店約40社に一斉メールで発信いたしました。

 

この時にどうしても気になりますのが、私もはじめて足を運んだこの京田辺市という場所。この場所がネックとなり、参加する家づくり登録店は少ないかもしれません。しかし幸い高速道路の降り口からも近いということもあり、いい意味で予想は外れ、予想外に多くの工務店が参加されました。


081-02.jpgその中から、これまでの対応や実績・評価・実力などを踏まえ、ご希望に沿う推奨できる3社をピックアップをして、同じ図面と仕様書で見積もりを依頼し、募集の発信から約1カ月のお時間をしっかりともらい、その見積もりが出てきました。

 

ご存知のように同じ仕様書と図面であっても、積算する人が違うために、書式も違い、価格は当然違い、別途工事などの考え方も違いますし、工事ごとの明細の拾い方も違うものであります。


おそらく皆さんは、ここで家づくりがはじめての方が比較検討しようとしても、実はできないというのが実態で、提出された見積りが安い(安く見える)若しくは窓口の人柄がよさそうな会社との家づくりを進めがちになります。

 

実は、ここも家づくりで大切なポイント!

 

このことを場数を踏んでいるプロも、もちろん承知であり、だからこそずるい会社や担当者【営業系の会社やハウスメーカーに多い】が、概算段階や初回見積もり明細を別途工事などを増やしたり、曖昧な部分を多くして、まず第一印象の価格を安く見せておいて、商談を自社に絞らせた後にその後になんだかんだと時間をかけて、市場価格より割高な価格で追加変更を増やしていくという手法が多いものです。

 

他にたまにあるのが、打合せをしたはずの仕様を全く無視して、安い仕様を平気でいれて、素人なのでわからないだろう...と見積もりを提出するような会社も過去にはありましたので、皆さんはくれぐれもご注意ください。

 

018-03.jpgハウスネットの家づくりサポートでは ここからの作業が大切。

 

この各社ばらばらな見積もり明細を一度細かく分散して、エクセルにて並べなおすという作業をします。この作業各社のお見積を全て読みとるので集中的に作業をしても、丸一日かかる作業となります。

 

方法は、図面と仕様を一度すべて頭に入れて、一気に取りかかなければいけません。見積もりが作れ、明細がわかる私ですら、こんな感じです。
でも この作業 見た目の額面だけに騙されない方法としては これがベストであり、最適だと思っております。

 

紹介する立場でありながら何の根拠をもって適正である判断しているか・・・これも大切なポイントであります。適正かどうかではなく、雑誌に掲載して頂いているからとか、とかく契約率が高いからというだけで紹介している仕組みもあったりするから困ったものです。

 

またサポートスタッフでありながら、図面も読めない 書けない、見積もりもわからないような家づくりの素人のスタッフには これが無理です〜一番高い会社を紹介することにもなったりします。もちろんその彼らは、その方が売上がより多く上がるから評価につながるという理屈であります。

 

おかしな仕組みですね。
建て主のサポートではなく、プロの販売サポートとなっています。

 

 

さて ハナシは戻しまして、この出される見積を見るだけである程度心をもって、誠意をもって出しているか、事務的に捌いているのか、組織的で融通がきかない会社なのか、殺生なほどのあとから追加工事がどっとくるのか・・・などはっきりと見えてくるものです。

 
だから ハウスネットの家づくりサポートは、登録店だけではなく、どうぞ 皆さんが見つけてきた工務店と大いに比較検討してください!とご説明しているのです。

ただし!! ご自分で見つけてきた工務店の経営状態の審査は一切しておりませんので、そこのリスクは、自己責任でおこなってください。

 

この段階をたどるまで、建て主にとって、どこの会社がベストか? などの答えは、簡単にはわからないものです。 

 

今回のKMさんの場合は、こんな経緯を踏んで、KMさんの家づくりを依頼する工務店がはっきりと確定し、その工務店とより具体的な仕様決めや細かいプランなどを確定していき工事がはじまりました。

 


手元にある現場を進めるための設計図書は、構造・設備図面いれてなんと64枚。もちろん途中にサポートしていただいた設計事務所の若手住宅設計士(建築家)の方に確認申請を含めてお手伝いしていただきました。
 

建て主が希望する家づくりを建築家と工務店がコラボして同じ方向を向いてつくるこのKMさんの家づくり。当初から希望でこだわった自然素材の家。

こうして家づくりが着工していきます。

 

ちなみに比較した結果、決定した会社は、原価が見える家づくりに参画して頂いている家づくり工務店さんでした。1割程度近くの金額の差が出ましたが、これは職人への支払いにムダがない仕組みと想定粗利率の設定の差かなと思われます。

 

なお設備や仕様は、希望したものをハウスネットが仕様書にまとめ、それと図面をお付けしてお見積をしてもらいました。




018-05.jpg着工して以来 何の問題もなく家づくりが順調に進みました結果は、予想を上回り、ほんと良くできていて、家づくりの過程のご苦労をとてもよく知るだけに我が家ができるようにうれしいものであります。

 

このKMさんの家は、お客さんと考えたプランなので 時間が経過していても、私は、図面を見なくても頭に入っているものです。工事中の現場でも、しっかり断熱されている家は、やはり全然寒くないものです。この家づくり工務店の職人さんたちは、工事をとても丁寧にされてます。

 
宣伝や広告等一切しないので、検索でひっかかることもない皆さんが知らない、知ることもないとても経済的で真面目で優秀な家づくり工務店がある事も、あらためて実感しております。

桜の咲くころに始まって桜の咲くころに訪問した家づくりです。

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こんな感じで大空間の部屋で とにかくとっても大きいです。

 

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