予算についてしっかり考えることのむずかしさ

  

   

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【家の予算は、簡単そうでむずかしいモノ】
       

これまでたくさんのご相談を受けてよく感じたのは、ほとんどの方は、家づくりの予算や必要性や優先順位などとは関係なく、まずいきなり家の大きさなどを中心に性能や品質なども求める方がほとんどです。仮に予算をしっかり持たれておられましても、希望する家が合致するものであるとは言えないもので、ご予算とかけ離れたものを求める方が多いです。

 
予算1.jpgもちろん、はじめての家づくりをするので、日用品を買うように相場観もなく、いくらぐらいかかるのかもわからない状況なので、その流れは、誰もが自然のように感じるかと思いますが、実際にはこの理想(予算)と現実(希望する家づくりにかかる費用)のギャップで最初の家づくりの主旨が崩れたり、混乱される方がほとんどであると言えます。

 

そりゃそうです。

何が標準で何が基準なのか目安が一切ないのも、今の家づくりとなっていますから当然と言えば当然なのです。しかしながら、誰もがその予算は限りなくあるわけではありません。


仮にあなたが新築や建て替えなどの家づくりをする会社に『一般的にどれぐらいの費用が標準ですか?』 と家づくり会社にご質問されてその回答が、総費用で坪100万が目安という会社もあれば、坪60万という会社もあったりしますし、本体価格は40万です!なんて回答をする会社もあったりします。
 
それらがほとんど性能的に同じかもしれませんし、全く違うかもしれませんし、坪100万の方は、わが家にとって過剰とも考えられたり、坪60万で十分納得できる仕様かもしれませんし、全然モノ足らないかもしれません。

 
これらのようにはじめてのあなたがそれらを比較しようとしても、調べようとしてもわからない、そのあたりが比較検討できないような見積もりとなっているのも今の家づくりの特徴となっておりますが、家づくりのプロが仕様書や資料などをしっかりと見れば、ある程度わかるものなので、仕入れ価格や見積もりの相場観をわかっているセカンドオピニオン的(だからと言ってこれが建築家というわけではありません)なアドバイスをしてくれる他のプロにご相談される事をオススメします。

 
結局家づくりの見積もりというのは、単純なもので、皆さんよく口にする坪単価は、基準がとっても曖昧でもあり、よく考えれば総費用÷家の大きさ(延べ床面積)=坪単価 つまり 総費用=延床面積×坪単価 というだけですが、同じ大きさでも家のプランによって、その坪単価が違ったり、仕様や品質が違ったり、または仕組みや利益率などが当然ながら違えば、坪単価がちがってくるのは当たり前のことであります。


予算2.jpgまた、家づくり会社として、安く仕入れて建て主にもその分を還元するのであればいいのですが、自社の利益率だけが伸びたり、それ以上の営業経費が上乗せされていれば、建て主にとってはあまり意味がないと言えます。ですので、これら現在の家づくりの仕組みでは、まだまだ経済的にできる部分があるのですが、残念ながら、仕組みやシステムを崩す勇気がないようで、何も知らない皆さんを安い家づくりのように見せ、騙すつもりがなくても結果的に騙すような家づくりとなっているとも言えます。

  

そんな意味からも、まず建て主として依頼主として、費用に関して何か基準や目安になるものと感覚というものをつかんでおかなければなりません。その費用というのは、どこに頼んでも同じものであると考えるから、皆さんは混乱されるのです。

 
仕組上、システム上坪単価が高くなる家づくりをしている会社に頼む際には、どうしても予算内でおさめようとすれば、延床面積が減ることもあり得ますし、価格合わせをするために商品グレード(性能も仕様も)を落としたものを提案される場合があったりします。

   

ですのでこれも大切なお話でありポイントなので、これらの依頼先別の価格の目安は先々また詳しく解説します。この段階では、予算によって、希望する家づくりによって、その依頼先が違ってくるという事をよくご認識された方がいいです。もちろんこれらは、リフォームでも同じことが言えます。営繕工事程度なのか、改装程度なのか、構造体などをさわるほどの大規模工事なのかで、その依頼先は考慮しなければいけません。

 

 

まず相談する前に最初に考えること

 

 

 

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【まずプロに相談する前にあなたが最初に考えること】
   

 

家づくりをする会社にご相談されると、ほとんどの会社はあまり細かい理由を聞かずに、いきなり要望やよくて家族の生活パターンなどのヒアリングから始まるケースが多いかと思いますが、それらはもちろん家づくりをする事が大前提で話を進めることになります。
例えば、あなたがある程度大規模なリフォームをお考えの時に新築を得意・推奨する会社や担当者に相談しても、検討中の大規模リフォームは否定されながら、建替えること前提に家づくりは進んでいくことになります。
 
コツツボ1.jpgですので、あなたとすれば、いきなり家づくり会社に相談して、その生活パターンなどを売る立場のプロにご相談する前にまず新築であれ、建て替えであれ、リフォームであれ、その家づくりをする“きっかけ”はどんな理由なのかをしっかり考える必要があります。

なんでリフォームするのだろう?なぜ新築を買ったり中古を買ったりするのだろう。。。それらをしっかり考えた上で、今の時期が適正なのか?先々気は変わらないか?別居中の親はどうするのか?同居する必要はないのか?それであれば、あらためて見直すのか?先送りするのか?資金計画は大丈夫なのか?このまま前へ進めるのかなどをしっかり考慮する必要があります。

 

それらを踏まえたあとで、当然ながら、土地から購入すれば、そこの土地に住む場合は、更地であれば新築と言う選択しかなく、中古住宅を購入する場合などは、ずっと住まれている方と同じで、リフォームして暮らす場合と建替えて暮らすというどちらかの選択になります。

 

その際に、その場合でリフォームをする理由として考えられるのは、次の4つとなります。

  1. 雨漏れや外壁にヒビや換気扇の故障や配管の水漏れなど近くの水道屋さんや電機屋さんなどでも対応できそうなもの
  2. 屋根工事やシロアリ工事、外壁工事など家を長持ちさせるための定期的なメンテナンス工事
  3. 結婚や出産や家族構成がなどによるライフスタイルの変化によって間取りの変化を求めるもの
  4. システムキッチンやバスの交換や床暖房や性能向上するためのグレードアップ 

これらの内容を冷静に見ると、どの段階で“建て替えをする”という選択を考えるのかが見えてくるかと思います。

1のいわゆる営繕工事の段階では建て替えなどは、考えることは少ないかと思います。2も同じように部分的なメンテであり、しかもできるだけ大切に長く使おう!という意識があるので、建替えなどはあまり考慮されないと思います。雨漏れしたから・・・外壁塗りをしなければいけないから建替えも考えようかな?などの発想にはならないと思います。4のケースでも、単室における設備機器の交換や設備の設置に関するリフォームと言えますので、いきなり建替えをしようというお考えにもならないと思います。

  

で、建て替えを考える方は3などの場合や4のケースであちらこちらの箇所や上記の2の様な工事も同時にしなければならないなどのようなケースであり、それは、ほとんどのケースで大規模なリフォームで耐震性や性能の向上や構造や基礎への不安などから考えはじめられます。

 
その際にそれらの大規模リフォーム工事の内容と費用を確認すると本当の意味での“安心”があるのかとその費用対効果があるのかを疑問に感じたりするので、建替えを検討する方も多いようです。その結果、こういう状態の方々が、実際にはリフォームか建て替えか迷っている方となります。中古住宅などを購入した方も該当します。 

  

コツツボ2.jpg比較的、常日頃まめに1や2などの補修やメンテナンスをされている方は、基本的に大切に使って、しっかりと長く持たせて住み続ける意識が高い方が多いものです。分譲マンションなどでも、皆さんもご存知のように廊下や外壁など共用部分の補修費は、誰もが当然ながら積み立てをさせられます。それはマンションに住んでいる限り避けることはできません。それらと同じで、個人住宅の場合は、個人で実行して個人で負担しなければいけないものなのです。
 
日頃、これまでに一度もメンテナンスをほとんどしないで、いきなり建て替える方が多いのも耐用年数に比例して、海外とは、家に対する価値観の違いも感じる事もできます。

 
そんな意味でも、まずは何を理由に、きっかけに、その家づくりをするのかをよくお考えることがになってから、プロに相談することをオススメします。まずこれらがあなたの家づくりのコンセプトや主旨になるといえます。

 

 

依頼する前に生活動線をしっかり考えましょう!

  
   
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【依頼する前に生活動線を考えてみる】
  
  

日頃の動線1.jpgリフォームであれ、新築・建替えであれどのような家づくりをするのかの計画が必要となります。その考えもまとめないで整理しないままで依頼するのは、プロの言われるままの都合のいい家づくりになってしまう可能性がありますので気をつけてくださいね。
 
リフォームなどの場合は、何が不憫に感じるのか?何が不満なのか?新築や建て替えでも今住んでいる家の何が不満でどうしたいのか?など。この生活するパターンを先にしっかり考える事によって、家づくりを依頼する前に2度手間にならないように防ぐこともできますので、一度家族で整理しておく必要があります。

 
例えば、朝のそれぞれが起床する時間。おとうさんが夜勤明けなどの勤務がある場合は、騒がしいリビングと離した静かな北側の寝室の方が理想かもしれません。男のお子さんなら将来出ていく可能性が高いです。娘さんなら嫁がれても、お孫さんを連れて泊りに来る可能性もあるでしょう。まだ学生のお子さんがいる家庭の場合は、家族とのコミュニケーションの場をしっかり考えた方がいいです。これまでのお客さまにはそれは、一緒に映画を見るという方もおられ、全員がくつろいでみれる場所を考えるのもいいでしょう。お風呂でしっかり話をするというご家族もおられました。

 
気をつけなければいけないのは、新築や建て替えなどをして子供に大きな部屋を与えて部屋に閉じこもって、一切出てこないというのは、そもそも何のための家づくりなのかとなるので問題のように感じます。

日頃の動線2.jpgまた毎日の行動パターンをしっかり考えるのも必要となります。毎朝同じ時間に洗面所を使うのであれば、それはそれでお風呂横の脱衣室に設置するよりも広い空間においた方がいいかもしれません。おとうさんが朝起きて食事して出勤するまでや帰宅してからどこに鞄を置いて、服を着替えて食事して、お風呂に入って寝床に入るまでの行動や特に家事を中心にするおかあさんの朝から寝るまでの行動は、とても重要にすべき点です。洗濯動線や一般ごみや生ごみの処理なども考慮する必要があります。

 

今の家族構成と将来変化するであろう家族構成に関しても、よく考慮されていた方がいいです。数十年前に建てられた家が、子供もそれぞれ家庭を持ち、ほとんど2階は、物置状態になっているという二人暮らしのご家族も多くなっています。あなたの家づくりでは、そんな事がないように日頃から意識して行動を観察して希望をまとめてみましょう。

原価も利益額も違うから比較してもわからない今の家づくり!?

 

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【原価も利益率も違うからわからないのが今の家づくり】
  
           

ここでは、建築工事価格についての説明をしましょう。日頃買われるモノは何でもそうですが、売価があって原価があって利益額があるものです。その利益によって、皆さんが給料をもらったり生活ができています。もちろんこの利益額が低く、それ以上に皆さんの給料や社会保険費用や福利厚生費を含め営業経費などがそれ以上にかかると借金をしない限り途端に経営をあきらめなければなりません。これが基本的な社会のルールであり、家づくり業界でも同じことが言えます。

 

つまり家づくりというのは、皆さんが契約される家づくりの工事価格=原価+利益額となっています。例えば、同じ2000万の家でも、原価1600万+利益額400万(利益率25%)と原価1200万+利益額800万(利益率40%)の家が存在し、当然ながら性能や品質構造などが違うものなのです。

 

原価1.jpgで、この原価の構成は、主に商品と手間となります。商品とは、システムバスやキッチンに床、壁の下地材や構造材 屋根材や外壁材、基礎のコンクリートや配筋などがあります。一方、手間の費用とは、ご想像通りの大工さんや左官屋さん内装や設備屋さんなど様々な職人さんの手間賃となります。

時折、営業系の家づくり会社は、大量仕入れで安く仕入れて、さも建て主に還元していると口にする会社も多いですが、本当にローコスト住宅を販売するのであれば、材料代だけではなく、この手間賃ももちろん、経費なども下げる必要がある という理屈になります。

 

では、この職人さんの手間賃、果たしていとも簡単に下げれるものでしょうか?そもそも下げてよいものでしょうか?

 
ある○○ホームでは、一般の新築の市場価格の半値の手間賃と耳にしたことがあります。そんな事をして、お客さまが心から信頼を寄せる事ができる本当に腕が良い大工さんにであえるのでしょうか?もしそうであると言えるなら、なぜそんな半値のような費用でも納得して手間を受ける必要があるのでしょうか?という素朴な疑問も感じるかと思います。そう あなたが仮に腕のいい大工として考えればわかるかと思います 

  

それが本当の意味で品質も良くて安いというのであれば理想と言えるのですが、これがローコスト住宅の理屈となります。

 

ところが、ここで“本当に安いのであれば・・・”と書いているように実際には原価は落とすことをしていても、ローコストを強調している会社は、販売する方法がコストのをかけて販売する方法となっていて、展示場や宣伝ツールや営業マンなど販売にかける経費などが必要となる営業系の会社が多く、一般の中小の工務店のような利益率では、その家づくり会社の経営そのものが継続できないものであります。

  
となれば、利益率や額を多くする必要があるので、どこかでその額や率を帳尻合わせ、つまり利益を得なければいけません。それが、彼らの売り方とは切っても切れないオプションや別途という項目になるのです。

  
つまり仮に同じ原価であっても、利益率さえコントロールすれば、意図も簡単に売価はどのようにも調整ができるという事になるものなのです。

 

原価2.jpgまた逆に会社の状態によっては、例えば数件の契約があって会社も担当者の目標数値としても余裕があるときには、比較的その利益率も低くても認められる場合もありますが、これが目標の数値が未達成で会社全体が売上や粗利の額の数字にピリピリしている時などは、通常より高い粗利額で契約になるように仕向けられるものなのです。つまり、契約の時期や担当者によっていとも簡単に変わるものでもあり、全く公平ではないのです。

このように建て主の方は信頼されて同じような思いや気持ちで家づくりを頼まれているのに、その契約時期や担当者によって、利益額も違い契約金額も変わってくるのが、営業主体の家づくり会社の実態とも言えます。

耳にしたある家づくり工務店などは、高い利益率で提示したものの契約率が落ちたので、途端に方針を変え、慌てて利益率より契約をすることに重きを置き、契約後の追加で市場価格より高い価格で追加や別途の請求をして、トラブルになる会社も多いようです。これは、ハウスメーカーなどでもありがちな話で、中身を詰めずに契約主体にする家づくりがこうなるのです。

 

これらは私たちプロが見ても、利益率をいくらに設定しているのかが全く見えません。それをオープンに公開しろ!と言っても、9割以上の会社は、秘密主義で教えることはありません。
 
また同じような工務店でも、10%ぐらいに設定している会社から(しかしながら経営状態が心配になります)ハウスメーカー並みの35%以上の利益率を目標にしている会社もあったりします。また原価に関しても、当然ながらいい仕様や高いものを買えば、この原価は上がるのが当然なので、その点も依頼者としてしっかり意識されることです。

 

いずれにしても、同じような仕様なのに原価が違ったり、利益額や率がわからないので、建て主には価格の差が理解できない、全く見えない家づくりが今の家づくりと言えます。だからこのハウスネット1000〜家づくりパートナープロジェクトでは、原価をオープンにして、利益率も公開してあなたにわかりやすい、見える家づくりを目指しています。

 

結局は、原価+利益額という建築工事は、建て主であり依頼主であるあなたのご家族に安い家を高く売ることはできますが、高い家は安くは売ることはできません。それが理屈となっています。

 

氾濫する家づくり情報の整理が必要

  
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【家づくりの依頼先 氾濫する情報の整理】

 

では 家づくりの依頼先を検討する時に何を基準にどんな会社を選ぶのかもポイントとなります。
どこに頼もうかな?と思う時に最初に浮かぶのが、近くにある住宅展示場を思い出される方が多いようです。
 
そこには聞いたことある○○ハウスや△△ホームや○○工務店という名のそうそうたるハウスメーカーばかりのモデルハウスが立ち並びますが、見るのに費用はかかりませんので、敷居が低いので、皆さん気軽にのつもりでご訪問される方が多いものです。このハウスメーカーとの家づくりについては、別の機会で詳しくお話をします。

  

情報1.jpgでも 住宅展示場へモデルハウスを持っている会社は、ある程度の経費が必要となるので、上場している会社や営業系の会社ばかりで、年間数棟しか建てないような中小の工務店などが、モデルハウスを展示することなどはありません。

  

それに代わるものが、最近では大手雑誌社が発行している価格も安く買い求めやすい家づくりの雑誌となっております。その中の掲載されている会社は、工務店も多く、簡単な会社案内もついているので資料請求もしやすくなっています。
  
でも、これもある意味住宅展示場と同じで、手にするお客さまはお安いのですが、掲載している会社が多大な費用を負担する仕組みとなっています。当然できるだけ数を集める方が雑誌社としては、求めていることなので、どうしても掲載する審査基準が低くなりますのでご注意ください。これは工務店のご紹介や案内している雑誌などでは、よくあるハナシです。しかも最近では、この掲載された会社紹介して競合させ、掲載費にさらに登録料や紹介料もしっかりとるというからあきれ返ります。
 
これら雑誌は、フリーペーパーの発想と同じで、お客さまが雑誌を買う時の価格が安いのであれば、掲載されている会社が大きく負担していて、純粋に取材として無料で掲載される場合は、その本の価格がある程度、高くなる理屈です。いずれにしても掲載される審査基準は、数を集めるのが目標となりますので、甘くなるものなのです。これまで耳にした事があるのが、実際に過去掲載された会社が家づくりの途中で倒産して、掲載していた雑誌社にその責任問題に関して問合せをしたら回答は 『それらは、自己責任です・・・』 という回答がかえってきたとの事ですので、依頼先にはしっかりした審査も含め、本当にお気をつけてください。

  
情報2.jpgその他は、最近洗脳手法としてよくつかわれるのが、自著による出版する本と言えます。これは最近では、工務店の経営者にゴーストライターも当てがって、高い費用をとって、出版させる仕事があるというから、いったい何をしているのやら です。またこの業界で発売されている本は、ほとんどが何らかの思想が入りすぎているものが多く、工法やシステムを売らんがためのものについてはオススメいたしません。

 
結局は、そんな偏った考えの本を読むことで、家族の最初のコンセプトや主旨、時には予算までもがいとも簡単に崩れ、何が正しいのか何がしたいのかわからなくなり、当初と全く違う家づくりをする事になり、その際にはプロの主導にまんまとはまるので、ほとんどのケースで高い買い物をする事になるものなのです。

 
あとは、費用対効果が得られないとして、家づくり会社のチラシなどは、かなり減りましたが、相変わらず価格だけを安く見せ集客する会社は、よく見かけますね。この場合、いずれの会社もモデルハウスを持った営業系の会社といえチラシは、モデルへの誘導が基準で価格やキャンペーンとして、購買意欲をかきたて、営業力で契約までもっていくというものです。

他テレビの宣伝は、購買意欲目的より知名度アップや安心や安全を強調するものも多く、イメージ戦略と言えます。


情報3.jpg最後にネットですが、これが今の時代には、無料で便利であるが故にとっても厄介と言えます。モデルハウスでもらったツールや資料、本や雑誌に書かれている内容チラシに書かれている性能や品質など含めて、ネットでそれらの言葉を検索するたびに色々な考えや言葉が情報といて仕入れることは、簡単な時代です。でもあまりにも情報過多と言え、調べているうちに誰もが陥るのが、結局は何がよくて何が悪いのかがわからなくなり、路頭に迷うのであります。

 
ネットがない時代の情報収集の方法は、売る側つまり大工の棟梁だったり、工務店の経営者であったり、建築家だったり、営業マンであったりしたのです。そこには、調べようがなかったので疑う余地もなく、これが逆に信頼する事につながっていたのです。もちろん信頼するまでは、情報がなさ過ぎて、路頭に迷っていたものです。

 
色々な氾濫する情報を捨てることも大切で整理する力も大切なのですが、これがはじめて家づくりをする人には、意外とむずかしいと言えるのです。

また家づくりをする会社や建築家は残念ながら、自社が売りたい作品や商品システムや構造などに誘導しなければいけない立場であるという事をよく認識する必要があります。 よって、この家づくり業界での対策として、見積もりも設計もチェックでき、客観的に第三者の目でドライに判断できる相談者を探すべきであります。
 
建築家やハウスメーカー、工務店どこが最も適しているのかは、あなたの希望する家づくりから自然に見えてくるものなのです。

 

 

資金計画をしっかりと

 

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【しっかりした資金計画を組みましょう】 

 

マネー計画2.jpg家づくりの資金計画。特に土地から探す家づくりの場合は、言うまでもなく増改築などのリフォームや建て替えのみとは資金計画が多いに違います。その資金計画について、自己資金と借入をいくらにするのかがポイントであります。未だに自己資金0など建売や分譲などでは存在するようですが、あなたが自己資金0というならば、土地から探して注文住宅を建てるという事はあきらめた方が自分のためによろしいと言えます。そもそも多少なりの自己資金ができない人が、そんな多額なローンの支払いができるのか、まずここをしっかり考えなくてはいけません。

 

契約手付金に着工金、仮住まいの費用であったり引っ越しの費用、確認申請費用に地鎮祭棟上げなどのイベント費用、不動産屋への手数料などが必要となるものであります。その割合はできれば、3割が理想と言えます。昔の金融公庫でも、2割は自己資金が必要であったりしますので、最低でもその2割と言えます。

  

同時にこれは、新築の翌日に仮に売れば、車と同じでたった翌日でも中古として扱われます。これは住宅でも同じで、中古扱いになった途端にいきなり評価が8掛けから始まります。つまり2000万の家は、翌日売りに出すと400万減の1600万ということになります。ハウスメーカーで3000万で建てても、売却すれば評価は、600万減の2400万からになるのです。また、不動産業界では、鉄骨や木造という工法と築年数のみで評価をする傾向にあり、家の質は問わない(というより、家の品質を見ようとしないというのが正解だろう)のが実態でありますので、木造の築15年であれば、工務店で2000万で建ててもハウスメーカーで3000万で建てても最終的な評価は同じと言えるのです。

 

これであるから、基本的に品質や性能をおとさないで、建てる際には無駄をなくして、できるだけ経済的にと言える事がご理解いただけるかと思います。また質のいい中古住宅を見つけると家を安く手に入れる事ができるので、それまたいい買い物ができるとも言えます。

 

マネー計画1.jpgこの借入金については、銀行が判断するのですが、借り入れする人の年収からの返済比率で決まる場合がほとんどと言えます。なので車などほかのローンも返済比率に加味されますので、そのローンが原因でお借りできないという事もたまにあります。もちろんご本人としても、子供がいる以内では計画が違いますし、子供の数によっても違いますので、目先の支払いだけを考えるのではなく、将来もしっかり見据えたライフプランをしなければいけません。

 

例えば、どこで調べても3000万しかだめだったのに、営業マンが4000万までローンが借りることができるからと言って、喜んでいてはだめです。そもそも無理な資金計画になっているのではと疑うべきです。同時に相手の家づくり会社がハウスメーカーであれば、おなじ品質や性能で依頼先を変えれば、3000万は無理でもそれに近い費用で可能かもしれません。そのように家づくりと資金計画を考えるべきなのです。

 

資産を残すために・・・と言いますが、住宅ローンという事は、つまり銀行からの個人的な借金。つまり支払いが終わるまでは、負債になるのです。しかも、その期間は30年前後だったりしますので金利負担は想像を超えた額になります。そんなことからもあたりまえなのですが、できるだけお金は、借りない方がいいのが常識なのです。そこを忘れないようにしてください。

 

 

なぜこのように家づくりのサポートをするのか?

 

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【なぜそもそも家づくりサポートをはじめたのか?】 

  

このページでは、 私がなぜこのようにホームページやブログや小冊子で皆さんに家づくりのことをお伝えすることになったのかをお話ししたいと思います。私の個人的な話もありますので、興味のない方は飛ばしてください。

   

プロであるはずの私のはじめての家づくりは、結婚を機に買った分譲マンションに暮らして早5年が経過していた平成12年。そうです。当初は、分譲マンションに暮らしていたのです。

  
では、なぜせっかく分譲マンションを買ったのに、短期間で引越しをすることになったのか?という疑問が生まれるかと思いますが、まず私自身が住めば都≠ニ思っていたそのマンションでの生活が、全くなじまなかったことが原因のひとつでもあります。
 

なぜはじめた1.jpgそのマンションでは、意外にも住人が多ければ多いほど規約やルールを守らない人が多かったり、分譲でマイホームであるにもかかわらず、上階に住んでいる人や隣の人などの騒音などがひどく、長屋で育った私は人との関わりに温かさを求めていたのとは、逆でそれがストレスを感じることになり、結局は、肌に全くあわなかったということになりました。また同時に長男の次に娘が生まれたことにより、少し安易に考えていた子供の学校に問題を感じはじめていました。(これはあきらかに私の将来に対する計画の判断の甘さ)

   

その当時、毎週末には、新聞広告としてたくさんの建売や新築マンションのチラシが入ります。それは、年々市場の競争により、凄く豪華な設備で広く≠サして安く≠ネっていく新築マンションのチラシが圧倒的に占めておりました。もちろん、あの耐震偽装問題がおきるずっと前のハナシです。

  

その時に素朴に感じたことは、「家族が減ってきているのに、こんなにたくさん買う人がいるのだろうか…?」 
私は、チラシを目にするたびにそんな疑問すら浮かんでました。その安いマンションに対抗するかの様にまた安い新築の建て売りのチラシも目に飛び込みます。
  

でも、どう考えてもコスト的に安くなるはずのマンションと同じ価格の新築の戸建って、それはそれで相当怪しいもので、この業界どうなっているのかな?とも感じていました。

  
そんなある日、当時幼稚園の長男と公園で遊んでいた私は、このままマンションで一生過ごしていくのかな?と考え始め、その長男は、古い借家とはいえ、長屋の実家に帰ったときは、のびのびと外で遊ぶけど自宅のマンションでは、部屋の中でずっと遊んでいるし、外といっても、マンションの駐車場は危ないし、エレベーターは、夜に大人がひとりで乗っても怖いし、子供にとって、この環境ってほんとにいいのかな?
  
まして、私自身もいくら古い借家の長屋であっても、玄関を出たらすぐ地上に足をおろせる実家のほうがマンションより狭くても、古くても何かしら妙に落ち着く・・・ということを意識しはじめ、それ以来戸建て≠考えはじめました。

   

しかし、我が家には大きな問題があります。今新築マンションを住んでいる人も同じだと思いますが、新築マンションを買った次の日には、中古になるのも現実であり、これはつまり、マンションを売却してもローンの支払いが追い付いていない、つまり売却価格では、ローンの残債に不足するので借金が払いきれないという現象がおきるのです。

   
しかも、新築がこんな値段だから中古マンションは、これからもきっと値崩れが激しいだろうと推測もできます。先になればなるほど間違いなくローンの残額より売値のほうがきっと低いだろう。いや、差額がもっとできるかもしれない。もちろんこれからもバブル時のように価格が上がることはないだろうし、そんな期待などマンションであれば、なおさらできない。ずっと先には、資産価値すらなくなるかもしれない。つまりローンが終わるころには、耐震性に問題があったりすれば、大きなゴミとなり、資産価値は限りなくゼロに近いかも?

   

では どうすればいいのか?  
私の場合は、まず、そもそも戸建てへの転居が現実として可能かどうかを相談してみよう。

 

で 誰に相談すればいいのだろうか??しかも、プロであるはずの私が誰かに相談するの?その相手は、ハウスメーカーでも工務店でも建築家でも不動産屋でもない・・・
   

・・・ん? なんだ なんなんだ!? この家づくりの環境は?相談しようとする相手は、皆“契約”を目的とする人ばかりではないか?
でも 私の場合は家づくりのことより、先にお金のことだから銀行になるのかな?しかし、それが解決したからといって、誰とどうして建てるの?
    

こんな感じで、私の土地から探す家づくりがはじまりました。
この業界にいても、こんな感じです。これって、とても滑稽な感じがします。

  
なぜはじめた2.jpgそれからというもの とりあえず私の本格的な家づくり(家さがし?)がはじまり、私の職歴【建築業・設計事務所など】を隠しながら、親が住む地元回りを中心にあれこれ建売・中古物件を見てまわりました。

  
ちなみに私の実家の場所は、大阪下町の天下茶屋。ところが、その当時近所で見る物件では、不動産屋が平気で違反建築物や欠陥?(手抜き)住宅を販売していました。中には、建替えができない家であることを一切説明もしなかったり・・・。
  

そもそも不動産屋さんの担当者は、私のちょっとした建築的な話の質問にまっとうに答えれないということもよくわかりました。とにかく説明がいい加減。ということは、おそらく家の性能や品質などについては、そもそも知らないと言えます。彼らにとっては、家は単なる売るモノとしてしか考えていないのだろうか?いくらで売れて、なんぼの手数料や儲けしか興味がないという感覚なのか? そんなことに気付きはじめました。
   

同時に世の建売業者さんも、結構いいかげんな説明で販売している。例えば部屋を増やしたら…間取り変更したら…などとほんのちょっと口にするだけで、すぐに『坪あたり、いくらの追加です』と値段をふっかけきます。それが単なる床面積を少し増やすだけで水廻りなどが一切なくても、立派な坪単価を言ってきます。おそらくこれは、下請けの工務店とそういう話になっていて、自社の利益を乗せてお話しされていると推測できますが、それにしても、世の中で一番の高価な買い物なのに、よくもまぁ何でこんなことが、あたりまえのようにまかり通っているなぁ…業者にとっては、モノや商品のようにただ売ればいいと考えているのかな?

 
うん!やっぱりこの業界 おかしいぞ!?今の家づくりのままでは、建築知識のない素人の方にとって、かなりリスクの高い買い物となるなぁ〜とまさしく自ら肌で感じることになりました。

  

このままでは、きっと誰しも家づくり、妥協するか、あきらめることになってしまう・・・。
そんなことを感じながら、ならば仮に理想の土地を見つけたとして、一度ハウスメーカーの住宅展示場にいってみよう!  
私自身が家づくりの業界人であるが故、日頃あまり行く機会がないし、子供と散歩のついでに、訪問すると何かプレゼント・粗品をもらえるかも…などを考えながら、当時の大阪市内のなんばの住宅展示場に子供を自転車に乗せてぶらぶらと子守のついでに行ってみました・・・

  

すると どうでしょう・・・日曜日だというのに、展示場は予想外にも閑古鳥が鳴いてます。つまりガラガラ・・・たしか行った日は、人が混雑するはずの日曜日だというのにです。昔なにげなく見たことがある様な賑わいなどは、少しも感じられませんでした。

  
今の家づくり、間違いなく何かが変わってきています。
でもこの業界の人たちは、それを感じていないようです。いや、認めたくないのでしょうか?
たしかに業界に長い私自身が、こうしてモデルハウスを参考程度に見に行っているものの、素直にハウスメーカーで建てようと思えないこの心理はいったいなんだろう?と考え、この際、いい機会なので思いつくまま“今の家づくり”を自分なりに色々と整理することにしました。
 
それがこのホームページでありブログであり小冊子であり、ハウスネットの仕組みとなっていったのです。
建て主の気持ちは、今の私ならわかる。立場にもなれる。一体なにがおかしくて何が理不尽なのか?などを経験しながらその時に精一杯考えては、その度答えを導き出すようにしました。
  
とにかく今言えることは、私はこんな家づくりの環境であっても、妥協しない限り、失敗しない自信はある。これは私だけではない。この業界のプロは、きっとそう感じるだろう。
    
しかし、はじめて家づくりをされる素人の方は、そうとは言えない。
この差は、なぜだろう。どうしてなんだろう・・・。
  
そんな事を考えていると、今の家づくりそのものについてやはり考える必要があるようです。やはり今の家づくりは、弱い立場であり、なにも知らない建て主にとって不利な家づくりなのか?逆にいえば、プロにとって都合のいい家づくりになっているのではないだろうか?

  
なぜはじめた3.jpgそんな私が家を建てる時に思うところは、どうせ同じ費用を出してマイホームを建てるぐらいなら、なにか我が家らしさの“個性”を少しでも感じたいし、業者の都合のいい設備の仕様も商品化された企画住宅も、建築に関してアマチュアと言える営業マンも嫌。ムリもしないで、無茶もしないで無駄のない家づくりを信頼できる会社で建てたいなぁ〜と感じました。


そう・・・無駄=経済的な家づくり。

 
私も決して生活に余裕があるとはいえないので、ほとんどの方は、他の買い物と同様に無駄な買い物はしたくないと考えるはずです。だから家づくりのプロは、自分の家を建てる時には、あらゆる無駄を省くことを考えます。できるだけの費用をかけないようにベストな家づくりができるように考えます。それは、工務店であっても建築家であっても、ハウスメーカーの営業マンであっても・・・。

  
例えば、ハウスメーカーの営業マンなどは、実家のリフォームなどは子会社のリフォーム会社に頼まないで、少しでも経済的に済ますために協力業者である工務店に依頼したりするものです。

  
そもそも私の家も、資格を持っていて設計事務所経験がある私が、アマチュアといえる住宅営業マンが考えるような、生活の動線も考えない、まるでパズルのようなプランではきっと満足できないだろうな…と感じていました。それらの営業マンが家づくりが好きとも思えないし、プラン力があるとは思えないし、家づくりそのものに沢山のムダな経費が掛けられて、給料とは別に契約に対しての報酬をもらうこの家づくり業界の営業マンそのものが、私自身とっても“無駄”と感じていて、とにかく私自身が契約目的の口だけの営業マンたちをたくさん見ているだけに大嫌い。【もちろん中には、とても誠実な方もいますので誤解なく】
しかもそもそも予算に全く余裕がない私の家として考えると高い営業経費がかかっているハウスメーカーの家は、まず選定から外れるということになる。

  
でも、私も未経験だったので住宅展示場のモデルハウスを家づくりの参考で見たいのは、ヤマヤマなので展示場でのアンケートもバカ正直に書かないようにしようと考えます。おそらくこれを真面目に書いてしまえば、すぐに営業マンからの電話攻勢があるだろうと誰もが予測できます。【しかし今の時代は、個人情報の保護という法律があるので『見たいだけです』と拒否さえすれば、この点は、自ら防げますのでご参考に…】 
  
しかも、ひょっとして営業マンの決まり文句である『お近くまで来ました!』『たくさんの資料になりますので、ご自宅までお届けします!』『とにかくご挨拶のつもりで顔を合わせたいので!』など色々な理由を言って、ある意味ストーカー的に家づくりに関して、よくわからない嫁さんがいる時にわざわざ訪問してきたり、プレゼンしたりして、食事中だというのにいきなり突然訪問などもあるかも・・・。
    
少し会うだけのつもりがそれこそ会ってしまえば、彼らはプロの営業マンなのでタタミかけるようにあぁ言えばこういう♂c業トークでされるから、私の場合は、きっとそれが“うざく”感じるので、当時の私の場合は、そのアンケートは番号も住所も嘘≠書きましたので、いまこの場を借りてあやまります。ごめんなさいでもこうでもしない限り、モデルハウス≠参考に見ることができないし、あなた方に怖いぐらい訪問されますから・・・。

   

実際にネットで色々な会社に資料請求をしたこともあるのですが、ある日突然家まで訪問されたある会社さんもおられます。こんな場合への対策としては『訪問はしないでください』と伝えるようにすればいいのです。それでも訪問してくるような会社との家づくりは、あなたが選定基準から外せばいいのです。

  
このようにプロであるはずの私でも楽しいはずの家づくりなのに、なんでこんなことになっていくのかな?を肌で感じるようになりました。

  
みなさんは いかがですか?きっと一度は、住宅展示場のモデルハウスに行かれた方は、同じような思いやご経験されたのでは?これらは、ゆっくり家づくりを考えたいあなたのご家族の防御対策ですので、是非ご参考にしてください。

  
結局私の家づくりというのは、当時取引のあった住宅会社が建築条件付きで出していたので、そこで家づくりをすることになりました。その設計は、もちろん私。その私が、住宅会社と打ち合わせをして家づくりをしてもらいました。
ちなみにこの住宅会社。打合せした内容が反映されていない図面であったり、現場であったり・・・ある程度予測していましたが、なにかと大変でした。
 
もちろん建築条件付きだったから、仕方なくその会社との家づくりをしましたが、もし建替えであれば、二度と頼むことはないです(笑)もちろん、皆さんにこんな会社を推奨などできるはずありません。その後日談として、契約前には、アフターのことをあれだけ言っていましたが、竣工後一度も来ていません。まぁ、あの会社なら そんなもんでしょうと私自身は、割り切っています。

  
だから私は自分が体験したおかしな家づくりを踏まえて、みなさんには家を3回も建てなくても、客観的な立場でサポートしながら、成功する家づくりができる環境を提供したい!この業界に長ければ長いほど、しかも私のように業界の中でも色々な仕事を経験すればするほど、様々な業界の立場の方からのお話も聞け、この業界の問題点が明確に見えてきたりします。

   

なぜはじめた4.jpgある部分が魅力的な会社であるのに、それが例えば、施工力や姿勢や価格などが魅力的な会社であっても、その会社は、宣伝をしていないからという理由で建て主からは、見えなくなってしまう会社が実に多い。建築家にしてもそうです。著名な建築家は、業界内でも権力を持ち、少なからずねじれた家づくりになりがちであります。しかしそうでない建築家もたくさんいる。しかし著名でないというだけで家づくりに関しては、著名な人にも負けないぐらいの熱意があったりする。私自身もその一人と思っています。

 
あなたに知ってもらうためにそれらの宣伝をして、営業力があろうが無かろうが、莫大な費用が投資されつづける。残念ながら資本が続く者が勝つ仕組みになっている。また、宣伝すれば営業力で差を付けるために優秀な営業マンを雇ったり、高額な費用と時間をかけて立派なツールをつくる。当然流行りがあるので、新しい商品≠つくる。またその商品を売るためにモデルハウスを建て、そこへ集客するために新しい広告展開をする。もちろんこれらの費用を負担するのは、その会社で家づくりをされる方々が負担するのであります。

  

いつまでもこんなことが繰り返されている家づくりが、本当に建て主が望んでいる家づくりの姿であろうか?業界のプロが、そんな無駄の多く感じる家づくりをしないのに、なぜ建て主には、そんな家づくりだけを推奨するのか? ある意味競争社会であるから仕方がないとは言えるかもしれない。

  
しかし!!今の時代では、一昔前とは違いネットがあります。インターネットで正直に伝えることができるのでは?という思いでできる限り無駄な費用を使わないように考えて、真面目に家づくりを伝えることもサポートすることもできるはず・・・
  
そんな思いから、当時大阪ガスグループ内の子会社から“ハウスネットの家づくりサポート”http://housenet.jp を2002年4月から試行的にスタートさせました。ですから、このハウスネットのミッション(使命)は、『ハウスネットは、プロ主導ではなく、お客さまにとって最適な家づくりができる環境づくりをお手伝いし、無駄のない経済的で楽しい家づくりをサポートし、プロも支援しながら業界に貢献して、新しい家づくりを提供します』となります。
  

おかげさまでハウスネットは、これまでメールで延べ5000名以上の方、直接のご相談は300組以上の方から家づくりのご相談がありましたが、まだまだ知らない方はたくさんおられます。家づくりに関して、あらゆる可能性や方法も検討しないで、まだまだプロ主導の家づくりがされているとわかっていながら、ただ指をくわえて見ているわけにもいきません。
  
そこでまだハウスネットにご相談をされていない方を含めて、より多くの方々に対してのミッション(使命)を果たすべく、このホームページやブログ、小冊子を書くことにしました。

 
さて 家づくりどうすればいいものなのか?

  
批判や文句、愚痴ならだれでも言えます。程度の悪いネットの世界でもそんなことは、探せばたくさん蔓延っています。でも言いっぱなしは、プロではありません。皆さんは、そんなことを聞きたいから、検索したり、読んでいるわけではありません。情報があふれていて、結局なにがよくて何が悪いのかわからないから色々と模索されているのです…よね!

   

であれば、どうすれば家づくりは成功するのか?そのことについて、このホームページなどでできるだけ沢山ご説明していきますので時間の許す限り読んでください。

 

家づくりの準備と心構えと上手な依頼方法

上手な依頼方法.jpg


このページでは、売る側である家づくりをする業者が絶対に口が裂けても言わない実態を包み隠さずオハナシをします・・・と言っても決して暴露話ではありません。

 
要は、これまで何度も新築したり、住宅を建て替えたり、リフォームすることに携わってきた私が自ら家づくりをする場合には、どのように考え、どう動くのかを伝えれば 皆さんにわかりやすいかと思いますので一度読んでいただければ、住宅業界の思惑や事情も理解できてそれらに対しての対策も講じれると思います。


__sozai__/0016112.png依頼者側と業者側の利益が相反する

今では、本屋に行けば素人に対して大家になろう!的な本が沢山存在しますが、それを事例とすればわかりやすいのですが例えば、あなたが大家としてアパートを建てるとすれば、その工事費やローンの金利や税金、アパートの管理費やメンテナンスなどでの支出を考慮され、収入としてはもちろん常に満室とは言えないので、そのリスクも収益を考慮することになるかと思います。

 

その収益と支払額の差額が、プラスであれば儲かる大家として事業として成功であることになりますが、ある程度の管理費や税金などは予算組の想定ができますが、実は工事費やメンテナンスの予算組をどうされるのか?であります。

 

それはどのような何の根拠をもってその予算としているのかであり、これらの費用をできるだけおさえなければ大家としてのアパート事業としては赤字になるのです。

 

上手な依頼方法1.jpgこの工事費やメンテナンスやリフォームのヨミが甘いからこれらの事業は赤字経営となり、素人によるアパート経営の失敗につながることになると思われますが、このページでは、このアパート経営の事をオハナシするのではなく、この際の工事費やメンテナンスと一緒でそのリフォームや改装、新築や建て替えを依頼する会社は、それらを業≠ニして生活をしているという事であり、一方でアパート経営する大家であるあなたはできるだけ良いものを安く″る事を望まれますので、これは依頼者側と業者側の利益が相反することになり、同時に依頼する側が素人であり何もわからないからそのコストを自らコントロールできないことが要因にもあります。


現在の家づくりは、この大家の立場と同じようにほとんどの発注者がリフォームや建築の知識がなく、また正しく比較する方法を知らないまま依頼先を選ぶことになります。

 

そのためには、できる限り売り手側である業者側の心理と思考を逆手にとって、コスト削減にお互いが合意できる構造を持ちつつ、その中で良心的な家づくりをしてくれる会社を効率的に選定する方法が大切であります。


相手はプロ。素人に対して1円でも工事金額が上がるようにハナシをされ、何も対策を講じなければ、誰かが得をして誰かが損をするものでありますので、現在の家づくりは、損をするのは何も知らない素人であることが多いのです。


またこの住宅&不動産業界には、知れば知るほど依頼者の利益や満足よりも自分だけの欲や利益しか考えない自称プロの方が多く存在していますので、相手が素人であるという事がわかれば、見積金額や内容に関してある程度吹っ掛けることができますが、逆に言えば、経験者であることや少しは詳しい事がわかればそれができなくなります。


しかしながらこれらが過剰要求となれば、彼らはクレームを含め手間がかかるばかりで儲からない仕事であると判断されると途端に何も対応してもらえなくなるのでそんなに安易で簡単ではありません。

 
先のアパートを建てる事に関してでいえば、冷静に判断しなければならないのが、その相手の会社は大家となるあなたに対して誠意あるコンサル的なアドバイスをしているのではなく、純粋な建築会社であり、つまり可能な限り、彼らが建てたい構造・建てたい工法・建てたい間取り、使いたい仕様で建てることとその管理をすることで最も利益が発生するビジネスモデルであり、それを建て主に提案することが一番であるといった都合のいい論理展開で提案されてくることを忘れてはならないのです。




__sozai__/0016112.png準備で8割終わる(段取り8分)

 

どんな家づくりであっても @依頼先の検索と選択 A面談 B交渉 C工事依頼 という流れになりますが、これらの前に実は最も大切なことが見積もりを取る前の丹念な準備であります。


根拠なく価格交渉をしても、それが決して適正な方法とは言えないもので、1円でも多くの利益を確保したい業者は、ある程度価格を下げることを想定した価格であったにすぎないケースがほとんどですから、この準備段階で綿密なコスト削減戦略を考慮したうえでの準備が必要であり、彼らがそれでも工事をしたい思わせる状況を把握しながら進めることが必要であります。


そのために希望する性能・工法・仕様・設備・デザイン・テイストなどを落としこみながらも、依頼者側もしっかりしたコスト意識をもって、データーなども活用して根拠ある理由での提案とその精度が全てであります。

 

れらの準備がしっかりされていると面談を繰り返すために適正な指示をするので、よからぬ相手の提案に迷ったり、横道にそれることなく面談技術が向上するので、その面談時間も短い時間で聞きたい内容が聞き出せたり、より多くの情報を得ることができるようになります。


もちろん相場観は大切であり、資材の価格や工事手間などの相場観を知って理解もしているどうかでプロは、よく勉強しているけど結局は素人であるかどうかの判断もして、本当に適正な価格でできるのかが決まります。


上手な依頼方法2.jpg例えば、相場観として大量発注しているから安いと言われてますが、それができない皆さんは、小ロットでも買えるホームセンターなどでその価格について調べてみたらいいのです。ネットでは在庫品や不良品なども含まれますが、ホームセンターではそれはありませんし、もちろん間違ってはいけないのが、例えば断熱材であれば想定している同じ性能の商品かどうかなどであります。


またリフォームやメンテナンス工事であれば、それらの工事をする方法として、施工手順やどれぐらいの手間がかかるのかを把握するためにDIYなどにあるメンテナンスガイドや施工手順解説リーフレットなどを見て、少しは理解されてから見積を見ればその理解度は全く違ってきます。


特に賃貸など経営している大家という立場で考えれば理解できるかと思いますが、入居者が変わるたびに都度改装やリフォームをしなければならないので、できるだけそのコストを抑えなければいけません。


それと同じように発注者が高いコスト意識を持って依頼しない限り、リフォーム、新築建て替えのコストは安くならないと言えます。


また今の家づくりの中には、CM方式としてそれぞれの業種で比較して一番安いところに依頼する完全に分離発注する方法もありますが、対応する会社によって孫請けに投げたりして対応されると職人としての技術や人格を含め現場対応が優れている人が来るとも言えず、価格だけの比較だけで腕や技術が同じとは言えないし、これはこれで全ての職種の方の長所短所を理解したうえで比較をしているのであれば、適正な方法とも考えることもできるのですが、価格だけの比較が最優先とされているので、だから現場でのトラブルが絶えないのでしょう。

 



__sozai__/0016112.pngお互いありがとうで始まりありがとうで終わる関係づくりを。

 

いい会社ほど多忙でありますので依頼する際には、時間を取って現地調査に来られたり、商談対応をされるのでくれぐれも決して冷やかしではない、本当に工事をするつもりであるという姿勢を見せ 依頼者であるあなたが過去に経験があるのかとか、どれだけ詳しいのかと利益が発生するのかを含めて、実際に高い確率で工事が依頼されるのかなどを判断されますので、相場を度外視した指値なんかをするとやっぱり所詮何もわかっていない素人だと露呈して、あまりにも厳しい条件を出すと業者側から辞退されることもありますので加減である適性を出すためにしっかりと調べる事が必要なのです。


そのための準備として、工事案件の規模や内容がより明確に判別できるような概略の工事内容とその図面を用意する事が大切。


上手な依頼方法3.jpgその依頼する会社として、基本高額な費用を出して住宅雑誌などで掲載している会社や集客にインターネットを駆使している業者などは、厳しい利益の仕事をするよりも高利益がとれるお客さまが集まるので、そこまでの利益がとれない仕事に特に困っていないために提示してくる見積金額も必然的に割高となる傾向がありますので、皆さんが目立つ広告を出している家づくり会社は、低コストな新築や建て替え、リフォーム工事が実現する可能性が低くなるという理屈になります。


このような会社の傾向は、至れり尽くせりで営業対応からプラン提示から見積表記、その部材仕様の説明から全てが手厚い対応をされますので派手な中小やフランチャイズ加盟店や大手の看板の背景にある安心には、すべてのコストがかかっていますから高額になってしまいます。


これについては、しっかりと同条件で比較してみればその真実はすぐにわかりますが、きっかけが雑誌であって提示価格が予定よりも高くても、彼らなりの色々な論理展開で営業トークが繰り返され、準備もできていない、何もわからない建て主がその気になって依頼されるのも事実であります。


この家づくりのコストを意識されるなら、さほど派手な目立つ広告などの宣伝していない中小であり、ぶれない安定した職人を確保されている会社に依頼されることが望ましい。


その理由は、モデルハウスを持たないし宣伝や広告をしない会社で事業が継続されているのは、これまでのお客さまの満足度が高いので、紹介やリピートの対応に追われているだろうし、中小であればその人件費や販売管理費、間接経費といった余分なコストがかからない会社である可能性が非常に高いからであり、内部留保が少なくすむので経営の構造上安くできる会社と判断できます。


そんな会社だからこそ工事を依頼するときには、本当に工事案件があり、家づくりの工事が確実に発生することを会社に理解してもらうためにより具体的な部材の規格や仕様を交えながら伝える事が理想であり、それがプロからなめられる可能性がぐっと低くなり成功に近付く方法であると言えます。


上手な依頼方法4.jpg特に新築と違ってリフォームの場合などでは、全面改装の場合では、解体工事後有効寸法や下地状況を確認したうえでないと正確なことが言えないと言われることもあろうかと思いますが、そのまま曖昧なままにすれば、業者によって想定する商品が変わったり工事内容も変わったりするので見積段階ではひとまずこれでしてほしい!とこちらから部材や規格サイズを工事内容や品番を指定すればいいのです。


現場調査に来ていただく前のチェック方法としてメールや電話を通じてその会社の姿勢を判断する事もできます。その段階で親身な対応に欠ける会社は、依頼先としてこの先のお付き合いする相手として見込みが薄いという判断もできます。


何度も言いますように結果的に業者側から対応無理!と断られることもあるので、依頼するあなたの立場では、基本は最終選考まで残すべき業者の数は最低2社必要であります。


相手は、業として対応されていますので、他にもっと利益が出る効率のいい物件があればそちらを優先されるでしょうし、利益が低い割にうるさ過ぎる案件はお断りされます。


建て主にすれば理不尽に感じるかもですが、限られた時間を考えればこれは経営者としての判断はあたりまえで、気を付けなければならないことは、工事業者からやらないと言われたその時点で終了となります。


ですから、最終2社まで残しておいて1社とは正式に契約をしてから断るようにしましょう。


しかしその断る理由は、もう会うことがないとしてもあなたの家づくりのためにしっかりとご対応をしていただいたことですし最後まで候補として残ったのであれば 相手の気持ちを考えて誠意をもって感謝をお伝えすべきで、他社のほうが価格が安かったという発言はもってのほかで厳禁で、その価格や内容は同じだったとお伝えして、どうしてもとお願いされたのでなどと柔らかくお伝えしましょう。


依頼する会社に対しては、契約前に考えられる追加請求の有無の確認と契約書の諸条件、特に新築・建て替えの場合などどは支払い条件などを確認して支払いすぎないように理解したうえで、リスクのない出来高払いになるような支払い計画を了承してもらうようにして、見積内容にその他の工事箇所の漏れがないか確認して、工程などもしっかりご確認したうえで提出してもらい、今慌ててしなくていい事や自分でできることなどを省いてご契約するようにしてください。


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このようなことを配慮して考えて進める家づくりが失敗しない家づくりの方法といえ、ハウスネットがサポートする家づくりの方法は、このような考えや流れで進めておりますので皆さんのこれからされる家づくりのご参考になれば…と思っております。


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